本気で日本を、世界を
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日本を代表するビジネスパーソンの卵を求めています。


2025年7月6日(日)、AOKIグループ研修センターにて、第6回AOKI起業家育成プロジェクトの集合研修が行われました。
午前中は、フィンランド視察研修に向けた準備が中心となりました。事務局より、今回の研修においてフィンランド視察研修に向けて改めて気を引き締めて取り組んでほしい旨の挨拶があり、研修の重要性が強調されました。
後半はメンバーによる海外視察研修に向けた決意表明を実施。各メンバーは、①アメリカ・日本と比較しながら、フィンランドの産業や暮らし、起業支援の仕組みについて調べ、問いを立てる、②アメリカ研修での学び・失敗を踏まえて、フィンランドに行く目的・行動目標を表明する、という2つのポイントを軸に発表を行いました。メンバーたちは、これまでの経験を踏まえ、フィンランドでの学びに対する具体的な期待と目標を明確に示すことができました。
また、フィンランド視察研修に向けた事前調査では、各訪問先の詳細な調査と、それぞれの訪問先で質問したい事項について検討を行いました。検討できなかった部分については、研修当日までの各自の宿題として整理され、現地での学びを最大化するための準備が進められました。
午後からは、ビジネスプラン作成に本格的に取り組みました。作業に入る前に、AOKI財団事務局の河野様より、株式会社AOKIホールディングスのビジネスモデルについて詳細なご紹介をいただきました。河野様からは、ビジネスプラン検討において「何のためにビジネスをするのか」を改めて考え、自らが当事者意識をもって取り組んでほしいとのメッセージが伝えられ、メンバーたちのビジネスに対する姿勢を見つめ直す機会となりました。
Aチーム:メンターより「ビジネス・お金を生み出す仕組み」についての詳細なインプットを受けました。この学びを基に、メンバー一人ずつが現在考えているビジネスプランをなぜ行うのかという根本的な動機について深く検討しました。単なるアイデアの発想から、実現可能な事業計画への発展を図る重要なステップとなりました。
Bチーム:メンターから「今考えているビジネスプランをなぜ始めたのか」という根本的な問いかけを受けました。この問いを改めて考える過程で、受けが良い、ビジネスとして成り立ちそうだということばかり意識していたことに気づき、自分たちが本当にやりたかったことは何なのかを改めて考える深い内省の時間となりました。この気づきは、今後のビジネスプラン作成において重要な方向転換のきっかけとなりました。
Cチーム:メンターの指導のもと、鳥型ロボットのビジネスプランをより具体化する作業に取り組みました。最新の鳥型ロボットの研究動向について詳細な調査を行うとともに、様々な鳥の種類や特性、「ペット」としての価値、さらにはコミュニティ構築のためのSNSへの連動などについても幅広く検討を行いました。技術的な実現可能性とビジネスとしての魅力を両立させる検討が進められました。
この研修を通じて、メンバーたちは海外視察研修に向けた具体的な準備を整えるとともに、ビジネスプラン作成において自分たちの根本的な動機や目的を見つめ直す貴重な機会を得ることができました。特に、単なるビジネスアイデアの検討から、「なぜそのビジネスをやるのか」という本質的な問いに向き合うことで、より深みのある事業計画の策定が期待されます。