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2026年10月4日(日)、AOKIグループ研修センターにて、第7回AOKI起業家育成プロジェクトを開催しました。
今回は、株式会社吉銘 代表取締役の貝本隆三様、学校法人CoIU理事長の井上博成様をお迎えした「起業家講座」と、北川先生による「人間力講座」を実施。
事業づくりの考え方に加え、自分自身に問いを立てる力や、考えを根拠とともに伝える力について学びました。
起業家講座 ~事業を広げる視点と「問い続ける」姿勢~
午前の起業家講座では、貝本様、井上様それぞれの事業展開や、起業家として大切にされている価値観についてお話しいただきました。
株式会社吉銘の貝本様からは、1953年創業の株式会社吉銘が、木材事業を祖業としながら、収益不動産やM&Aなどへ事業領域を広げてきた歩みについてご紹介いただきました。
背景にある「祖業の枠を超え、持続可能な成長を実現する」という考え方とともに、「知的好奇心の追求」「システム思考」「フラットな仲間づくり」という3つの価値観をご紹介いただきました。
「お金を稼ぐことは、目的ではなく手段である」という言葉から、事業を通じて社会や組織をより良くしていく姿勢について学びました。
学校法人CoIU理事長である井上博成様からは、地域資源を活用した新たな産業構造の構築と、2026年春に開学した学校法人CoIUについてお話しいただきました。
大切にされているのが「問いを立てる力」、未知の物事に積極的に触れ、視野を広げることで新たな問いを生み出すことが、事業を生み出す原点になるとお話しいただきました。
また、人材育成と事業創出を一体的に進めるCoIUの取り組みを通じ、教育と地域での実践を組み合わせることの重要性についても学びました。
さらに、予測不可能な未来を構想するためには、大きなゴールを掲げ産業構造を変えるレバーを設定し、かつさまざまな関係性を作ることで効率的に到達しうるという考え方を知りました。加えて、人・社会・地球の調和を目指す「Sustainable Well-being Goals」についてもご紹介いただき、長期的な視点で事業を考える大切さを学びました。


起業家トークセッション ~「なぜ」を深く掘り下げる~
講義後には、貝本様、井上様、渡辺メンターを囲み、メンバーからの質問に答えていただく起業家トークセッションを行いました。
「やりたいことと、やらなければならないことのどちらを優先するか」「好奇心と人間関係のどちらを大切にするか」「自分自身の価値観や強みを見つけるために何をすべきか」など、さまざまな問いについて活発な対話が行われました。
井上様からは「なぜそれをやっているのかを、自分自身に問い続けることが大切」とのお話があり、貝本様からは「人と比較するのではなく、過去・現在・未来の自分自身を比較することが重要」とのアドバイスをいただきました。

人間力講座 ~「意見・説明・根拠」をセットで考える~
午後は、北川先生による人間力講座を実施しました。
「週2回程度遅刻する人はどのような人か」という問いを題材に、事実と意見の違いについて考えました。
「週2回遅刻する」という事実から、「時間にルーズ」「マイペース」といった結論を出すためには、そこに至る理由や解釈があります。
今後、ビジネスプランを考えたり、自分の意見を伝えたりする際には、
「意見・結論」+「そこに至る説明」+「根拠・データ」をセットで示すことの重要性、問題解決の効果だけでなく、業務効率や人間関係など、複数の視点から判断することの大切さを考えました。



チームワークと即興力を身につける
後半には、ビッグファイブと呼ばれるパーソナリティ特性を学び、4名1チームで「手拍子ゲーム」に挑戦しました。
「肩叩き機」という言葉をリズムに合わせて言い続けるゲームを通じて、自分自身の行動傾向を知るとともに、異なる個性を持つメンバーが協力するために必要な働きかけについて考えました。
さらに、ランダムに与えられた意見を自分の考えとして説明する「即興ワーク」や、自身の経験から学んだことを伝えるエピソードワークにも取り組みました。
北川先生からは、ビジネスにおいてはデータや根拠だけでなく、それを相手に伝えるための説明や具体的なエピソードも重要であるとの講評をいただきました。


今回の研修では、第一線で活躍する起業家との対話を通して「なぜ」を問い続ける力、自分の考えを論理的に伝える力、そして異なる個性を持つ仲間と協働する力を実践的に学びました。
これらの気づきを今後の活動に活かしながら、メンバーそれぞれが自身の問いを深め、新たな価値の創出に向けて挑戦していきます。