12月11日（日）、Space BD株式会社本社（中央区日本橋）にて、第5回AOKI起業家育成プロジェクト集合研修が行なわれました。
今回は来年から取り組むビジネスプラン策定に向け、ビジネスの構造や会社・事業運営について考え、体験する「特別活動」プログラムです。
何をしたい人にどのようなサービスを提供し、誰から仕入れ、お金をいただくのかという「構造」、そしてどんな人に販売するかという「顧客像」、モノやサービスのサービススキーム「ビジネスモデル」について、いくつかの事例をもとに考えていきました。自身が利用したことのある身近なサービスで考えていくと、モノ・サービス、情報やお金の流れが分かり易く見えてきました。

 

 

後半は「ビジネスゲーム」を通して、実際に人工衛星を開発するスタートアップ経営のリアルを体験しました。チームに分かれ、各社の名前やロゴ、ミッション選定、資金調達、人材採用等を行ないながら進めていきます。ゲーム内では、限られた時間の中でプレゼンテーションをする場が複数あり、いかに自社の想いをリスナーに伝え届けることができるかが1つのポイントとなります。メンバーは様々なミッションを、チームで話し合いながら協力して進めていきました。
最後に全体を振り返り、当初チームで立てた戦略や作戦を改めて発表しました。その中で正しい戦略、そうでなかった点を考えました。全体像が分からない中でも、限られた状態で意思決定を重ねていくことは非常に難しく、勇気が必要です。「分からないけど、まずはやってみる」こと、今回はそのような体験となりました。